冷凍食品は凍らせているから長期保存ができるわけではない!?
目次
冷凍食品にも保存料を使用
長期保存が可能と言えば冷凍食品ではないでしょうか。
忙しい人にとって冷凍食品は、とても便利な物かと思います。
冷凍食品は、温度を低く保つことで雑菌類の活性を抑えて長期保存ができる食品です。
なので本来なら保存料など必要ないかと思います。
ですが、実際にはほとんどの物に保存料が入っています。
パッケージの表示を見ればわかるかと思いますが、食品添加物がずらりと並んでいます。
冷凍食品に特に多く含まれているのが加工でんぷんやリン酸塩です。
加工でんぷんは、物質名の代わりに加工でんぷんとのみ表示ができる食品添加物なので、どれくらい入っているから分かりません。
リン酸塩を摂り過ぎてしまうとカルシウムの吸収が悪くなってしまうので骨粗鬆症の原因になってしまうかもしれません。
冷凍食品にも数多くの食品添加物が使われています。
冷凍食品の商品開発室は科学実験室みたいになっている
なぜ冷凍食品にこれだけの食品添加物が入っているのでしょうか。
これは必要だからと言うよりも「いつも入れているから」「この食材にはこの添加物を入れることになっているから」と言うような入れることが当たり前になっているからではないでしょうか。
食品メーカーの人たちにって商品から添加物を抜くこと自体に抵抗があると言うことでしょう。
一つの商品を作るのに、これとこれを入れる、と言うようなレシピが出来上がっていると思います。
かさを増す為に入れる、味付けに加えるものなど
食品メーカーの食品開発室に伺った人の話によると、試作室はビーカーや試験管だらけで皆さん白衣を着ているそうです。
そこは、まるで何かの科学実験室のような光景になっているとのことです。
商品開発室で行われているのは、料理ではなくて科学実験なので化学物質である食品添加物がそこにあることは当たり前になっていると言えます。
食品づくりの監修に携わった人の話では、食品添加物をできるだけ使わずに作りたいと言ってもなかなか難しいのが現実のようです。
例えば、アイスクリームなら粘り気を出す為に乳化剤は必要です、とメーカー側は言ってきます。
ソーセージであれば、プリプリとした食感が出なくなるのでリン酸塩は欠かせないと言います。
これらを使わなくても様々な工夫をすればメーカー側が望む食感やおいしさのある商品を作ることができます。
本来であれば、添加物に頼らずに創意工夫ををすれば色々とできることはあるはずなのです。
それが料理と言うものだと思います。
それなのにそれをせずに手っ取り早く今まで通り設計図に頼ってしまうケースが多いのです。
メーカーがパッケージを重視するのは見かけで選ぶ人が多いから
冷凍食品に限らず全ての食品に言えることですが、見かけだけ偉ぶのは良くありません。
冷凍食品のパッケージには、いかにもおいしそうなみずみずしい食材の写真が載っていいることでしょう。
しかし、それと同じ物が中に入っているわけではありません。
パッケージと全然違うと言うようなことは誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
パッケージの写真がどんなに魅力的だとしても、実際に使われている食材が必ずしも良い物と言うわけではありません。
ほとんどの人は、パッケージの見かけで買うかどうかを選んでいるのではないでしょうか。
実際は見かけパッケージは全然関係がないと言うことを常に念頭に入れておくようにしておきましょう。
ポテトフライにはアクリルアミドが含まれているかも
数ある冷凍章句品で気を付けたいのが、ポテトフライやコロッケなどのジャガイモを揚げた商品です。
ジャガイモの特性として高温で加熱されると、その一部がアクリルアミドと言う強力な発がん性物質を発生させることが分かっています。
120℃以上の高温で加熱されるとメイラード反応を起こしてアクリルアミドが発生します。
このアクリルアミドの発がん性は、国際がん研究機関による発がん性の分類でも危険度が上から2番目にあります。
人に対しておそらく発がん性がある物質であるとされているようです。
なるべく控えた方が良いと言うことかと思います。
もちろんジャガイモ自体は危険な食材ではありません。
ソラニンと言う神経毒を持つ芽を取り除けば安全に食べることができます。
高温で調理をすることに注意した方が良いと言うことです。
ジャガイモの安全な食べ方としては、蒸す、煮る、ゆでる、が良いかと思います。
どれも水を介して加熱をするので100℃以上になることはありません。
冷凍食品のコロッケなどは、すでに形成されていて、あとは揚げるだけの状態です。
揚げ油は、160℃以上になっていることでしょう。
この温度だとアクリルアミドが確実に発生しているはずです。
また、おつまみとして食べるフライドポテトやポテトチップスなどのジャガイモを揚げたスナック菓子も高温の油で処理しているので危険度は同じと言えます。
白身魚フライは何の魚?大型の魚が使われている
白身魚のフライと言うのも冷凍食品でよく売られています。
この白身魚が一体何の魚なのか、何も書かれていないので知る術がありません。
しかも衣に包まれているのでますます分からない状態です。
白身魚のフライは、以前なら食卓に決して並ばなかった巨大魚が使われているようです。
一番多く使われているのは、ナイルパーチやアメリカオオナマズ、そしてオヒョウのようです。
これらの魚は深海に住む体調2メートルほどもある非常に大きな魚です。
以前なら網にかかっても食べなかった魚なのですが、今では切り身となって衣をつけて白身魚フライとして売られています。
一般家庭だけではく業務用としても出回っています。
オヒョウは分類学上、カレイ科の魚なのでお弁当や定食屋などではカレイの煮つけとしてメニューに出されています。
こういった物を本来の味も分からないまま食べていると言うことになっているのです。
そう考えると良い食材を使っているとは到底思えません。
フライにするのも劣悪な油を大量に吸っていると言うことになります。
まさか安価な揚げ物を良質なエクストラバージンオイルで上げているわけはありません。
白身魚のフライは、素材と油の両方とも品質の悪い物を使っている食べ物と言えるのではないでしょうか。
揚げ物には、油の酸化を防止する酸化防止剤も使われています。
酸化防止剤としてよく知られているのが、BHA(ブチルヒドロキシアニール)と言う脂溶性の有機化合物になります。
他にもBHI(ジブチルヒドロキシトルエン)が安いので良く使われています。
また、深海魚や大型の魚には水銀などの有害金属の問題もあります。
大型の魚は、小さい魚を食べているので、小さい魚の中にある毒性が大きな魚になればなるほど濃縮して、蓄積されてしまうと考えられます。
アメリカ尚では妊婦や授乳婦に対して、大型の魚の摂取制限が出ているほどです。
日本では注意喚起程度になっています。
大型の魚を食べ過ぎてしまうのは良くないのかもしれません。
外国産の鶏肉は悪臭のパックで日本に来る
冷凍食品で多く売れている物に鶏のから揚げがあります。
飲食店やスーパー、コンビニなどの唐揚げに多く使われるのが外国産の鶏肉です。
外国産が悪いと一概に言えるわけではありません。
ですが、実際の現場で原材料である外国産の鶏肉のパックを開けた時に独特の匂いがあり悪臭だったと言う経験をしている人がいると言う事実があります。
悪臭があっても油で揚げ味付けをしてしまうと匂いは消えてしまいます。
強い味付けと高温の油で揚げると元々の鶏肉の匂いが分からなくなってしまうと言うことです。
なので外食で鶏のから揚げを食べる時は、気を付けた方がいいのかもしれません。
ミックスベジタブルは原型のままでは売れない野菜かも
長持ちして使い勝手の良い野菜としてミックスベジタブルがあります。
冷凍野菜の原材料は、多くの場合中国から輸入されている物です。
中国は、石油精製を始めとする工業が盛んに行われるようになったのでほぼ全土が重金属で汚染されている状態になっています。
昔、日本でも工場が海辺にあり工業廃水が海に垂れ流しされていました。
公害で問題になって今では厳しい制限がされています。
一方中国では、それが周りに回って地下水にもひどい汚染が起きています。
中国は、広大なので雨が少ない地域も多いのですが、そのようなところでも野菜工場を作って野菜を栽培しています。
こういう場所では、地下水をくみ上げて栽培しているケースが圧倒的に多いです。
なので重金属が検出されてしまう可能性が高いと言うわけです。
このような野菜は、当然売れなくなります。
では、どうするのかと言うと加工して安く売るのです。
加工すれば、元の野菜が何なのか分からなくなります。
冷凍の野菜は、このような野菜が使われているのではないでしょうか。
これはハムやソーセージのような肉の加工食品でも同じことが言えます。
質の良い肉をわざわざ冷凍にして売ると思いますか?
新鮮で質の良い物であれば、そのまま売った方が良いのではないでしょうか。
素材で勝負できないからこそ加工して売っていると考えるべきではないでしょうか。
わざわざ高価な野菜を使って冷凍食品を作って価格の高い冷凍食品として売り出すのかと言うことなのです。
参考書籍⇒本当は怖い!こんな長持ち食品