負の連鎖を断ち切る!頭に浮かぶ「悪いイメージ」を絵で描き変える心の修正術
「失敗する場面がリアルに浮かんでしまう」「周りが自分の悪口を言っている気がする」……。
ふとした瞬間に頭をよぎるネガティブなイメージに、心を削られていませんか?
実は、私たちの思考には「言語型」と「ビジュアル型」の2つのタイプがあります。
特にイメージで物事を捉えるタイプの方は、一度悪い想像が膨らむと、言葉による説得だけではなかなか抜け出せません。
今回は、頭にこびりついた負のイメージを「絵」を使って描き変え、心を軽くする方法をご紹介します。
1. 「イメージ」で考える人の特徴と落とし穴
人の思考法は大きく分けて2つのスタイルが存在します。
- 言語型: 物事を言葉や論理で組み立てて考えるタイプ
- ビジュアル型: 映像や感覚、直感をもとに動くタイプ
ビジュアル型の人は、言葉よりも先に「場面」が浮かびます。
そのため、一度「自分をおとしめるような負のイメージ」が浮かぶと、それがあたかも現実に起きているかのようなリアリティを持ってしまい、強い緊張や不安に襲われやすくなるのです。
2. 実践!ネガティブな脳内イメージを修正する「2コマ描き換え法」
頭の中だけで解決しようとせず、実際に手を動かして「絵」に書き出すことが効果的です。
手順①:今のイメージを「見える化」する
適当な紙に2つのコマを書き、上のコマに今頭に浮かんでいる不快なイメージを描きます。
- セリフや状況を具体的に書き入れる。
- 見ただけで心がざわつくような、今の「嫌な感じ」をそのまま再現できれば成功です。
手順②:客観的な根拠を探し、描き直す
その絵を眺めて、「これは客観的な事実に基づいているか?」と自分に問いかけます。
次に、下のコマに「現実的に妥当な場面」を描き直します。
ポイント:
「みんなが自分を笑っている絵」から、「それぞれが自分の用事で忙しく、自分は風景の一部である絵」へ。セリフも「根拠のある事実」に書き換えます。
3. 「話題の中心はあなたではない」という客観的事実
負のイメージに囚われている時、私たちは無意識に**「自分が世界の中心にいる」**という錯覚に陥っています。
- 「みんなが自分の悪口を言っている」
- 「全員が自分のミスを監視している」
しかし、客観的に考えれば、他人が常にあなただけを話題にしているというのは非現実的です。
「人は自分が思っているほど、他人に興味を持っていない」という事実をベースに絵を描き変えることで、肥大化した自意識と不安を小さくしていくことができます。
4. 絵が苦手な人や「論理派」の人にも効果がある理由
「絵なんて描けないし、恥ずかしい」と思う必要はありません。
- 誰にも見せない
上手い下手は関係ありません。 - 「ヘタな絵」が心を救う
深刻な悩みをあえて「ヘタな絵」として描くことで、問題の深刻さが和らぎ、客観視(メタ認知)しやすくなります。 - 論理派への効果
言語でぐるぐる悩みがちな「言語型」の人にとっても、あえてイメージ(右脳)を使う作業は、思考のループを断ち切る強力なスイッチになります。
まとめ:イメージを書き換えて、心を自由にしよう
心がつらくなった時、それはあなたの頭の中にある「映像ソフト」が一時的にバグを起こしているだけかもしれません。
- 嫌なイメージを紙に描き出す
- 客観的な事実で上書きする
- 新しい絵を脳にインストールする
このステップを繰り返すことで、あなたの心は少しずつ、そして確実に軽くなっていくはずです。


