1つのトレーニングで期待していいのは1つの効果だけ、目的・目標を具体的に設定しよう

1つのトレーニング効果は1つしかない

トレーニングをする上で大前提として理解しておくことがあります。
それは、1つのトレーニングに対して生理学的な強い効果は1つです。

例えば、筋力を高めるトレーニングをした時に起る効果は筋力増強になります。
持久力は高まりませんし、瞬発力も高まりません。
全く効果がないと言うわけではありませんが、強いトレーニング効果は1つだけになります。

筋力はとても大事な要素であり基本中の基本ですが、これで必ずしもスポーツパフォーマンスを向上させることができるわけではありません。
スポーツパフォーマンスを高めたいならそのスポーツに必要なトレーニングを別にしないといけません。

筋力トレーニング自体も1つのメニューで鍛えることができる部位は、複数の場合もありますが基本的に1つになります。
なのでそれ以外のことを求めてはいけないと言うことなのです。

このような考え方は、かなり浸透をしているかと思いますが「このトレーニングをすればこんな効果もあり、さらにはあんな効果もある」と言ったような過剰な宣伝がされることもあるので、誤解をされることも少なくないかもしれません。

このトレーニングをすれば、筋力がつき、外見も良くなり、スポーツパフォーマンスも向上して健康にも良い、肌にも良い、、、と言った万能なトレーニングを誰もが望んでいるかもしれません。

ですが、現実にはそんなトレーニングは存在しないと言っていいと思います。
1つのトレーニングで求めていい効果は、1つだけなのです。
他に別のことを求めるなら、それを目的にした別のトレーニングをする必要があります。

そして、それぞれのトレーニング効果の組み合わせによって最終的な結果を考えないといけません。
まずは、トレーニングする上でそういった認識をすることが大事かと思います。

目的・目標を具体的に設定し考察する

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トレーニング効果を最大限に引き出すには一体どうすればいいのでしょうか。

まずは、現在の自分の体力要素を正しく分析をして、今何が必要なのか、どの筋肉をどのくらい強化しなければいけないのか、と言う目的・目標をなるべく具体的に設定をしましょう。

目的・目標を具体的に設定したら、それを達成する為に最適なトレーニングは何かを考えて、それを行っていきます。
そのトレーニングのメカニズムや効果をある程度説明できるようにしておくと良いかと思います。
感覚的に何かよさそうだなと言うような感じでは行わないことも大事です。

そして、トレーニングを継続し、その効果の評価を適切に行い、効果が出ているのか出ていないのかを確認します。
効果が出ていなければ、なぜ効果が出ないのか、改善点はないのか、次に何をすればいいのかなどを考えていきます。

これらを常に意識して繰り返していくことがトレーニングをする上では重要です。
このトレーニングは、どこまでカバーできてどこまでいけば成功と考えられるのかと言うことをしっかりと見極めて行う必要もあります。

では、トレーニング効果を測定するにはどうしたらいいのでしょうか。

1RM筋力でトレーニング効果を測定するのが簡単で現実的

トレーニングの効果が出ているのかを正確に捉えるには、測定と評価のやり方が大切になります。

では、具体的にどのようにして測定をすればいいのでしょうか。

その基準は下記の4つに分けることができます。

・1RM筋力(最大挙上負荷重量)
トレーニングに直接関係する最もシンプルな指標です。
正しいフォームで1回持ち上げられる最大の重量になります。

・等尺性随意最大筋力
握力計や背筋力系などによる測定法です。
身近な機械では、握力と背筋力しか測れないと言う難点があります。

・等速性筋力
筋肉の動的な性質を等尺性も含めて測ることができるので筋肉の機能の詳細な変化を分析することができます。
ですが、専門の機会が必要になります。

・等張力性短縮速度
力と速度の関係を等張力条件と言う特殊な条件の下で測るもので、筋肉の特性をくまなく測定するには最適です。
問題は測定の仕方が難しいことと、専門の機械が必要なことです。
一般の施設には、まず置いてありませんし研究機関でないと測定できません。

これらの中で実際の現場で測定できるのは、1RM筋力が現実的です。
トレーニング関係の学術論文でも筋力の基準として記述することができるものです。
1RMさえしっかりと測定すれば、それは筋力を測定していることになります。

筋力は、土台となるものなので筋力の増強は全てのことにおいて重要な要素です。
土台である筋力がしっかりとあることでスポーツパフォーマンスを高めることに繋がります。

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