トクホは本当に信用できるのか

トクホの正体とは?医薬品とは全く違う

トクホとは、特定保健用食品のことで一定の効果効能を表示して売ることのできる商品のことです。
健康食品の中でも特別な位置づけの商品となります。
トクホのマークがあると売れるのでどこの会社もトクホのマークをつけたいと思っています。

トクホは、消費者庁が認可した物なので健康増進効果はあるのかもしれませんが、医薬品のレベルとは全く異なります。
医薬品とトクホは、全くの別物と認識しましょう。

何かの症状を改善させたいのであれば、医薬品の方が精密な臨床試験が行われているのでしっかりと効くことが確証されています。
しかも健康保険が使えるので3割の価格で手に入れることができます。

病院に行って薬をもらうのは面倒だ。副作用が心配だしコンビニやドラッグストアで変えるトクホで、と言うのは分かりますが、それらは多少の効果が期待できる程度ではっきり言って気休めに過ぎません。
プラシーボ効果以上の効果を期待するのは難しいでしょう。
トクホの成分には、医薬品になれなかった物も多いのです。

トクホの成分は医薬品になれなかった物が多い

トクホに使われている成分の中には、医薬品の候補だった物で効能が認められなかった為に医薬品になれなかった物も結構あります。
言い換えれば、二軍、三軍です。
それよりもちゃんとした医薬品があるのだからそれを使うのが一番早くて安く解決ができるのではないでしょうか。
また、効果不明のサプリメントを自己判断で飲み続けることで治療のタイミングを逃してしまい取り返しのつかないところまで悪化してしまうこともあります。
本当に症状を改善させたいのなら医薬品を使うのが良いでしょう。

医薬品とトクホではまったくの別物なのです。

トクホのデータは信用できない

例えトクホであっても効果効能はあまり期待できないでしょう。
では、トクホのデータが信用できないと言うことなのでしょうか。
もちろんウソをついているとは思いませんが、データ自体が信頼のおけるデータではないと言うことです・

データを取る時は、良い結果と悪い結果があるはずです。
メーカー側が欲しいデータが出るまでやり続けることでしょう。
一度良いデータが取れたとしても悪いデータが山ほどあったらそれは効果があるとは言えません。
食品である以上、医薬品と違い十分な臨床結果をきちんとしているわけではありません。
また、データを見ると非常に良い効果が出たかのように広告を上手く加工していたりしている場合もあります。
本当はごくわずかな差なのにもの凄く効果があったかのようにグラフを作ったりしています。
宣伝広告なので多少オーバーに見せるのは、仕方がないのかもしれませんが、これはないだろと思うことは普通にあります。
トクホのデータが信用できるわけではないのです。

トクホなのに添加物がたくさん使われている

トクホなのに人工甘味料を使った清涼飲料水などがあります。
メーカー側は、トクホを名乗りたがっています。
なぜならトクホのマークがあるだけで売れるからです。
マークがあるのとないのとでは全く売れ方が違います。

近年では、難消化性デキストリンを入れてとりあえずトクホを名乗れるようにしたいと言う安直な設計のトクホが流行っています。
安全性が問題視される着色料や人工甘味料を使っているのにトクホを取得した物も多いです。
果たして、これらは本当に健康増進に良いのでしょうか。疑問しかありません。

とりあえず売る為にトクホを取って消費者をごまかそうと言う商品が溢れかえっているのです。
トクホだから安全で信用できると言うのは安易な考えです。
むしろトクホの商品こそ疑ってみることが大事だと思います。
しっかりと表示を確認して何が入っているのか見てみましょう。

機能性表示食品は国の審査はない

2015年4月から機能性表示食品の精度がスタートしています。
トクホ(特定保健用食品)は、効果や安全性について国が審査を行い商品ごとに消費者庁が許可した物です。
機能性表示食品は、企業の責任で機能性を表示した食品です。
安全性や機能性の根拠になる情報を販売前に消費者庁に届け出ることになっています。

機能性表示食品は、サプリメントを扱う企業から大きな期待を寄せられ2018年度末までに2000件を超える届け出がありました。
企業側からすれば機能性表示食品になれば、それだけで売ることができると言うことでしょう。

機能性表示食品の良い点と改善したい点

良い点
科学的な根拠に基づいて何の役に立つのかを明確に記載される。
消費者庁のウェブサイトで誰でも情報を確認することができる。

改善したい点
最も大切であろうビタミンやミネラルが対象外になっている。
消費者庁に届けられている情報に比べて広告の表現が大げさになりがち。

一般的なサプリメントは薬機法によって何の役に立つのか表示を記載することができません。
その点、機能性表示食品は期待される効果が表示されるので商品を選ぶ時に分かりやすくて便利です。

ですが、機能性表示食品の表示や広告がオーバーな表現になっています。
実際に購入する前に消費者庁のサイトで届け出の情報を確認するようにすると良いかと思います。
そして、必須栄養素であるビタミンやミネラルは機能性表示食品に含まれません。
機能性表示食品は、あくまで食品です。
体調が悪く病気の疑いがある場合は、早めに信頼できる医療機関に診てもらいましょう。

保健機能食品の違い

特定保健用食品(トクホ)
健康の維持に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ「コレステロールの吸収を抑える」などの表示が許可されている食品です。
表示されている効果や安全性は国が審査し食品ごとに消費者庁長官が許可しています。

栄養機能食品
1日に必要な栄養成分(ビタミン、ミネラルなど)が不足しがちな場合、その補給・補完の為に利用できる食品です。
既に科学的根拠が確認された栄養成分を一定の基準量含む食品であれば、特に届け出などをしなくても、国が定めた表現によって機能を表示することができます。

機能性表示食品
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表現した食品です。
販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。
ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けた物ではありません。

消費者庁「機能性表示食品って何?」より

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