コレステロール低下薬は糖尿病を発症させるリスクを高める、薬で下げると身体に悪影響が出る

糖尿病は心疾患リスク、コレステロール低下剤が使われる

糖尿病は心疾患の重大なリスクとされています。
なので糖尿病と診断されると、もしくは糖尿病予備軍とみなされると診断をした多くの医師はコレステロール値を下げるように指導するかと思います。

そして、高コレステロール値が動脈硬化を引き起こし、心疾患を増やすと言う都市伝説のような話がまことしやかに広まっています。
そこでは、高コレステロール値は大敵とみなされています。

都市伝説を信じている医師が処方するのは、スタチンと総称されるコレステロール低下薬です。
多くの製薬会社がスタチン類に属するコレステロール低下剤として、様々な商品を発表しています。
コレステロールを下げる薬と言えば、たいていはスタチンに分類されるものです。

コレステロールは、脂質の一種で細胞膜や各種ホルモンの原材料になります。
また、血管を保護したり神経を保護したりする重要な栄養素でもあります。
ですが、食事から摂取するだけでは足りません。
必要量の7~8割を主に肝臓、そして小腸、脳など体内で合成して必要量を満たしています。

コレステロール合成の原材料は、糖質、タンパク質、脂質などがエネルギー源になる過程でとおるアセチルCoAと言う物質です。
これを原料にして、いくつもの酵素が働き様々な過程を経てコレステロールが合成されます。

スタチンは、その過程の中で必要な酵素を還元する酵素を働かなくすることで、コレステロールの合成を抑えます。
スタチンはよく効く薬になります。

コレステロール値を薬で下げると悪い作用が起こる

頭を抱えて落ち込む女性

スタチンでコレステロール値を下げれば動脈硬化が減ると信じられてきましたが、事実はそうではありませんでした。
むしろスタチンが冠動脈や腎臓の石灰化を引き起こし、細胞のミトコンドリアのエネルギー生産機能を低下させて、心筋や血管の機能を損ねてしまうのです。

例えば、心臓が休みなく鼓動を打てるのは心臓を構成する細胞で十分なエネルギーが生産・供給されるからで、スタチンを服用するとエネルギー生産が円滑にいきません。
その他の骨格筋が働く時も同じです。

スタチンの副作用として筋肉の痛みが生じて歩くのも困難になる横紋筋の融解があります。
これも筋肉でのエネルギー生産・供給が損なわれる為と言えます。

狭心症や心筋梗塞は、心臓に酸素と栄養素を送る冠動脈が狭くなり、虚血状態となってエネルギーが不足することによって起こります。

スタチンはこれと似たエネルギー不足の状態を作り出して動脈硬化と心不全を促進させてしまいます。
スタチンの使用によって心筋細胞だけでなく全身の細胞がエネルギー不足に陥ってしまいます。

私たちの身体は、ブドウ糖が不足するとケトン体をエネルギー源として使うようになっていますが、スタチンはミトコンドリア内でのケトン体の合成を抑えてしまいます。

また、スタチンはビタミンK2の合成を阻害します。
ビタミンK2の合成が阻害されると動脈の石灰化が進んでしまいます。

さらにスタチンは、細胞の過酸化を抑える酵素を減らしてしまうので、全身の細胞が酸化ストレスにさらされてしまうのです。

身体がその酵素を作るのに欠かせないのは、セレンと言うミネラルを含んだタンパク質ですが、これが欠乏すると特に心臓の筋肉がダメージを受け、心不全や心筋症の発症に繋がります。

スタチンは糖尿病を発症させる

糖尿病

コレステロール値が高いからと言ってスタチンを使用すると糖尿病を発症させてしまいます。
米国で1999年から2010年にかけて3万人近い成人について2年ごとに追跡したところ、11年間でスタチン使用者が2.2倍に増えていることが分かりました。
調査対象には、スタチンを使っていない人もいれば使っている人も含まれ、糖尿病の人もそうでない人も含まれています。

ところが、スタチンを使っている人は、11年の間に糖尿病者の割合が36%も増えたのです。
使っていない人では変化がありませんでした。

同じく米国で実施された調査ですが、閉経後の女性50~79歳15万3840人を対象として平均6.53年間追跡したところ、スタチンの使用者は非使用者に比べて平均1.5倍も多く糖尿病を発症していることが分かりました。

一方で45~73歳の健常な男性を平均5.9年間追跡したフィンランドの調査でもスタチンの使用者は非使用者に比べ1.5倍ほど糖尿病発症率が高かったと報告されています。
健常者が調査対象で、スタート当初は糖尿病者はいませんでした。

しかし、健常者とはいえ約6年の間で何らかのきっかけで医療を受け医師の判断によって血液・尿検査などが行われているかと思います。

そして、コレステロール値が高い人にはスタチンが処方されているのではないでしょうか。

糖尿病でなくても、コレステロール値が高いばかりに、スタチンを処方され糖尿病を発症させてしまっていると言うことではないでしょうか。

スタチンは糖尿病を発症させてしまう薬と言えるのです。

インスリンの受容体は細胞膜に集まる

では、なぜスタチンが糖尿病を発症させてしまうのでしょうか。

膵臓で分泌されるインスリンは、血液中のブドウ糖を脂肪に変えて筋肉や肝臓などに蓄えることを促しますが、そのインスリンを細胞内に受け入れる受容体は、筋肉・肝臓などの細胞表面、特にコレステロールが多い箇所に集まっています。

どんなにインスリンがあっても細胞内に取り込まれなければ働くことができません。
そして、細胞内に取り込めるかどうかは受容体の数が関係しています。
しかし、スタチンによってコレステロールが減少すると受容体が結集できなくなって、その働きが妨げられてしまいます。

体内でコレステロールが合成される過程で作られる物質ドリコールは、細胞の中で各種の糖を運搬する役割を果たしています。
細胞でインスリンの受容体が作られ、ドリコールの運ぶ糖がそこに結合すると受容体は活性化されます。
スタチンには、コレステロール合成の中間体のレベルを下げるのでドリコールが不足してしまいます。
その結果としてインスリン受容体が活性化されなくなります。
これによってもインスリンの分泌量が十分あっても上手く働くことができなくなってしまいます。

また、インスリンの原料はタンパク質です。
膵臓がインスリンを作る際にRabと言うタンパク質を加工する必要があるのですが、スタチンはその過程を妨害するのでインスリンが生産・分泌されにくくなってしまいます。

これらによってスタチンは糖尿病の発症リスクを高めてしまうのです。

スタチンは筋肉を溶かして運動療法の効果を妨げる

運動する女性

スタチンは運動の効果も妨げてしまいます。
健康の為に運動を取り入れようとしている人はスタチンの使用は絶対に避けた方が良いでしょう。

スタチンは、ミトコンドリアのエネルギー生産機能を低下させてしまうので、筋肉が障害を受けてしまうのです。
それどころか筋肉を溶かしてしまい筋肉を減らしてしまいます。

スタチン使用当初は、運動をし過ぎた時の筋肉痛のような痛みが出ます。
やがて筋肉が溶けだすので過度な運動を続けられなくなってきます。

糖尿病者を対象にした臨床試験でスタチンは心臓・脳血管疾患に対する予防効果が認められず逆に糖尿病を発症させてしまうことが分かっています。

スタチンは糖尿病者に禁忌であると言えるでしょう。

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