輸入小麦にはグリホサートが含まれる、パン、パスタ、お菓子等、加工食品には残留基準値がない

加工食品にはグリホサートが多いかも

私たちが日常的に食べている小麦製品と言うと、米と並んで今では主食となっているパンです。
それに次いで食べる機会が多いのがパスタやお菓子類になります。

では、これらの食品にどれだけのグリホサートが残留しているのでしょうか。

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加工食品には、残留基準値がありません。
国内で販売している小麦は残留基準値内なので調べる必要がないと言うことかと思います。

加工食品に含まれるグリホサートを分析している農民連食品分析センターの八田純人所長によると、農水省は平成17年(2005年)度から輸入小麦の残留基準値の分析結果を公表していると言います。

そして、その中でグリホサートの検出率が突出して高く、平成30年度ではアメリカ産の小麦98%、オーストラリア産は45%、カナダ産は100%だったそうです。
この数値は本当なのかと議論になったことがあるそうで、過去に中国産から農薬が検出された事件を除けば、これまで作物からこんな確率で農薬が出ることはなかったとのこと。
これは収穫前にグリホサートを撒布するプレハーベストが広がったからではないでしょうか。

小麦は本来、畑に放って置いて乾燥するのを待ってから収穫をします。
これは大豆も同じです。
ですが、均一に熟して乾燥してくれればいいのですがそうはなりません。
熟するのが遅い小麦を待っていると先に熟した方が脱粒してしまい収穫量が落ちてしまいます。
それで農家の人たちは、収穫量を上げる為にラウンドアップを撒いて枯れるのをコントロールしているのです。

アメリカ産とカナダ産の作物が高い検出率なのは、ラウンドアップを販売しているモンサント系列のメーカーがそれらの国で幅を利かせているからではないでしょうか。

オーストラリア産は15%前後で続いていましたが、2年ほど前から突然増えてきています。
これはオーストラリアでもプレハーベストが広がっているからではないでしょうか。

グリホサートが食パンから検出されるのであれば、他のパンからも出るはずです。
実際に日本の大手ハンバーガーチェーン店で売られているハンバーガーのパンの部分であるバンズからもほぼ同じ量のグリホサートが検出されています。

私たちがよく食べているカップ麺にも輸入小麦が使われています。
農民連食品分析センターの調べによると10種類のカップ麺をppm単にで分析をしたところ「検出せず」となったのは下記の4商品のようです。

「どん兵衛 きつねうどん」「ラ王 背脂コク醤油」「サッポロ一番 塩ラーメン」「旅麵会津・喜多方」

また、痕跡(残留しているが機械で測定できない)が「わかめラーメン ごま・しょうゆ」だったそうです。

全粒粉はグリホサートが多い

レーズンパン

近年では健康ブームの影響からか全粒粉のパンが売られています。
これは小麦を丸ごと粉にして焼いた茶褐色のパンです。

市販されている小麦粉は白いですが、これは小麦の胚乳をつつむ「ふすま」と言われる茶色の殻を除いて粉にしているからです。

全粒粉はこのふすまも一緒に粉にするので食物繊維やミネラル、ビタミンなどの含有量が多く栄養価が高いとされています。

ですが、八田氏が調べたふすまのグリホサート残留値を見てみると7.45ppmもあるそうです。
通常の輸入小麦粉、例えばカナダ産の強力小麦粉なら約0.17ppmです。
約44倍と高濃度になるのですが、小麦の残留基準値は30ppmなので安全と言うことになるのでしょう。
これはふすまの数値で小麦粉と混ざった製品になれは低くなりますが、それでも他のパンよりは高くなります。

プレハーベストでグリホサートを撒くと外側を枯らしながら、だんだんと内側に染み込んでいきます。
これは浸透移行性のあるネオニコチノイドとは違います。
なので、グリホサートが付着した外側のふすまは、より濃度が高くなり中心部分は最も濃度が低くなります。
国内産ではない全粒粉の小麦製品は、グリホサートの濃度が高くなると言うことです。

また、アメリカやカナダから小麦を運ぶ時アフラトキシンと言う猛毒を出すカビが発生しないように船積みの時に防カビ剤を大量に混ぜています。
日本に着く頃には気化して基準値以下になる設定になっているようですが、そうならないこともよくあるようです。

もしかしたら私たちはグリホサートと一緒に防カビ剤を食べさせられているのかもしれません。

2023年から「遺伝子組み換えでない」の表示がなくなるかもしれない

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アメリカでは、果汁100%のオレンジジュースやスナック、シリアル食品からグリホサートが0.1ppm単位で検出されています。

小麦粉を使った商品ごとにグリホサートの残留基準値結果が公開されています。
その中には日本で売られている菓子類がありますが、アメリカ産小麦やトウモロコシを使った商品からはグリホサートが必ず検出されています。
と言うことは、これらの輸入食品から出ないわけがないと言うことになります。

グリホサートはわずかな量でも健康被害をもたらすと言う動物実験の結果があるのでできる限り避けた方が良いのではないでしょうか。

また、二番目に摂取量が多いのが大豆ですが意外と知られていないのが食肉になります。
検査データはありませんが、厚労省がグリホサートの残留基準値のリストに食肉を加えています。
これは検出される可能性があると言うことでしょう。
なぜなら家畜類に飼料としてGM作物を食べさせているからです。

多い順に並べると牛の食用部分(0.05ppm)、豚・鶏の食用部分(0.5ppm)、牛・豚・鶏の筋肉部分(o.o5ppm)となっています。

現実問題として今の日本でGM作物を避けることはかなり困難であり不可能と言えます。
多くの加工食品や外食店をはじめ、食用油や醤油、マヨネーズ等だけでなくデキストリンや果糖・ブドウ糖液糖、タンパク加水分解物など表示する義務のないものが多過ぎるからです。

さらにこれまでGM作物が混入しても5%以下であれば「遺伝子組み換えでない」と表示できましたが2023年4月から法律上「不検出」の場合だけに限る、となります。

非GM作物は少量なので通常はGM作物と一緒に運んでいます。
途中でどうしても混じってしまい「不検出」にはできないので、多くの食品から表示がなくなると言われています。

表示がなくなれば企業もGM作物と非GM作物の分別管理を厳格にしなくなるかもしれません。

これまで遺伝子組み換え食品の表示を不必要としてきたアメリカが16年に表示を義務化しています。
それなのに日本は表示を難しくしようとしているのです。

これは一体誰の為に表示をなくそうとしているのでしょうか。

グリホサートを摂取すると体内から排泄されるには、168時間程度かかるとされているんで約1週間も必要となります。
毎日食べていれば体内から消えることはありません。
せめて朝食を国産小麦のパンか有機米替えてみると良いかと思いますが、国産小麦の流通量は18年度でわずか12%ですので、売られているパン自体が少ないです。
それでも可能であるなら週に1、2回程度でも良いので有機食材に替えてみるのも良いのではないでしょうか。

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