推奨量を摂っても足りるとは限らない、サプリはどれくらい摂ればいいのか

推定平均必要量と推奨量

サプリメントは何を飲めばいいのか、と言うこともありますが、どれだけ摂ればいいのか、と言うことも大事です。
必要な栄養素の摂取量は個人個人によって異なり一概にどれくらいが適切かとは言えません。

厚生労働省は、栄養素の摂取基準として日本人の食事摂取基準を出しています。
ビタミン、ミネラルの場合は、推定平均必要量と推奨量、その他の数値が決められています。

推定平均必要量は、実際に実験によって決められています。
被験者にある栄養素を一定期間摂取させて、半数は元気だけど半数は欠乏症状が出ると言う値を出して推定平均必要量としてます。

厚生労働省の説明によると日本人のある性、ある年齢階級に属する人々の50%が必要量を満たすと実験で推定された摂取量です。
逆に言うと推定平均必要量の栄養素を摂っていても半数の人に欠乏症状が出るとも言えます。

そして、この数値から推奨量を算出しています。
推奨量は、ある母数集団のほとんど(97~98%)の人において1日の必要量を満たすと推定される1日の摂取量です。
推定平均必要量+標準偏差の2倍(2SD)として算出しています。

ほとんどの人が十分な量が摂れるとされるので、これを見ると推奨量を摂っていれば十分と思ってしまいまうかと思います。
ですが、これでも足りない人もたくさんいるでしょう。
また、栄養素を摂っているつもりでも実際に摂取できていない人もいることだと思います。

推奨量を摂れば十分とは必ずしも言えないのです。

推奨量を摂取しても足りない可能性もある

疲れている女性

私たちが身体を作って維持するには、様々な酵素が働いているのですが、酵素の働きは個人で異なります。
なぜなら一人一人遺伝子が違うからです。
顔や性格、身長などが各個人で違うように酵素の働きも個人個人で違います。
酵素の働きは各個人で異なるので平均よりも良かったり、悪かったりするのです。

人によっては、酵素が平均より少ない、あるいは働きが弱い場合もあります。
この場合は、他の人よりも多くのビタミンやミネラルが必要になることでしょう。

先天的に酵素の働きが弱い人は、そうでない人よりも多くのビタミンやミネラルを摂取することで酵素の働きを下支えすることができます。

また、アスリートなど運動量が多い人やストレスが多い仕事をしている人は、栄養素の必要量も多くなるので多くの栄養素を必要とします。

そして、有害なミネラルや化学物質が体内に存在すると、それらによって酵素の働きが妨げられるのでビタミンやミネラルの必要量が増えることになるでしょう。

一人一人必要な栄養素の量は異なるので、推奨量を摂取しても足りていない可能性もあります。
自分にとって適正な栄養素の量を知ることが大切になります。

自分の適切な栄養素の量を知るには、まずそれぞれ足りない栄養素がある時に出る症状を知って、その症状が出た時に食事の内容を振り返ってみると良いかと思います。
そして、不足していると思われる栄養素をサプリメントで摂ってみてどのくらいの量で症状が改善するのかを試してみると良いのではないでしょうか。

栄養素は、過剰に摂取しても害が出てしまうので栄養素の上限にも注意しましょう。

栄養素の上限にも注意してサプリメントを使おう

サプリメントは医薬品と違い栄誉素の含有量が少なく品質も良くありません。

推奨量を摂取しても栄養素が足りるとは限りません。
身体の症状が変わらないのであれば、栄養素の摂取量を増やしてみることを試すと良いかもしれませんが、過剰摂取に注意する必要もあります。

各栄養素の上限に注意しながら量を調整するようにしましょう。

サプリメントは栄養素の含有量がしっかりと明記されている信頼のおける製品を使うことが大前提です。

多くの日本のサプリメントは、日本人の栄養素の摂取基準に合わせた量のビタミンやミネラルを配合しています。
これは、健康な人が病気にならない為の最小限の量になります。
栄養素の欠乏が原因で体調を崩した人の健康を取り戻す為には、もっとまとまった量の栄養素の摂取が望ましいです。

ドクターが栄養補給の目的で使用する医薬品のビタミン剤は摂取基準の何倍、何十倍の量の栄養素を配合されているものがほとんどです。

本当に体調管理に役立つサプリメントを選ぶ為には、こう言うことを念頭に置いて、ある程度まとまった量の栄養素を摂れる製品を選ぶようにすると良いのではないでしょうか。

サプリメントであまり改善が見られないのであれば、医薬品のビタミン剤を使ってみるのも良いと思います。

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